寒い
そろそろローカットスニーカーで通勤してもいい季節じゃないので、通勤に使えて暖かい靴を探している最中、Amazonの冬支度セールが始まった。
セールの度に気になっているのが、クラークスの廉価モデル。ちょうどいいタイミングなので買ってみた。
クラークス
快適さ重視の革靴が多いことで有名なクラークス。
特徴的なフォルムのワラビーが話題になることが多いが、筆者は断然デザートブーツ派。
しかし、いくらスニーカー並に楽な履物といっても、さすがにスニーカーと同等の扱いはしにくいお値段。
ところが、最近Amazon限定で公式が廉価版のブッシェイカーというモデルを販売している。
クラークス ブッシェイカー
かつてデザートブーツが英国で生産されていたころの工場が名前の由来となっているのが、ブッシェイカーというブーツ。
現在はブッシェイカー3が販売されており、価格は通常時で1万円代後半。セール時にはクーポン込みで1万円を切ることもある。
この価格で本革ということで、とんでもなく安いモデルだ。
2024年の冬支度セールでもかなり安くなっていたので買おうと思った。
しかし、気になるモデルを見つけた。↓
クラークス シェプトン
シェプトンはイギリス南西部の繊維産業が栄えていた街。この名を冠したモデルが発売されている。
商品説明も言葉足らずでよくわからないモデル。
ソールの素材やインソールの写真を見る限り、ブッシェイカーとよく似ている。こちらは今年の9月から販売されていたようだが、セール対象になるのは初めてのようだ。
ブッシェイカーより2000円ほど高いうえに、よくわからないモデルということで、普通に考えたらブッシェイカーを買うべきだ。
しかし、よくわかんねぇものほど買いたくなるのがブロガーの性なので、今回はこちらを購入してみた。
購入品
購入したのはシェプトンのTaupe Distressedという色。日本語訳すると、「古びた灰色っぽい茶色」らしい。個人的にはこういう色好き。
アッパー素材
スエードかと思っていたが、ふわふわでもくたくたでもないので、ヌバックっぽい。スエードよりも耐久性は高そうだが、少し固い。
馴染んだらそれはそれで良さそうな気がする。
なお、質感はとてもいい。撫でたくなる。
ソール
オリジナルのデザートブーツは天然ゴムのクレープソールだが、シェプトンとブッシェイカーは現代的なラバーソールになっている。
クレープソールは独特の柔らかさでいいものではあるが、弱点(耐摩耗性、熱耐性、ごみ収集等)もあるので、見方によっては良い点だと思う。
サイズ選び
クラークスはスニーカーのサイズ表記とは別物なので、サイズ選びは難しい。(スニーカーは内寸、クラークスは足の長さ基準)
筆者はデザートブーツを一足持っているので、それと同じサイズを購入すれば間違いない。今持っているのがGB 8.5なので、以下の換算表を参照すると26.5 cmでよいと分かる。
UKサイズ | USサイズ(メンズ) | JPサイズ(cm) |
---|---|---|
6 | 7 | 24 |
6.5 | 7.5 | 24.5 |
7 | 8 | 25 |
7.5 | 8.5 | 25.5 |
8 | 9 | 26 |
8.5 | 9.5 | 26.5 |
9 | 10 | 27 |
9.5 | 10.5 | 27.5 |
10 | 11 | 28 |
10.5 | 11.5 | 28.5 |
11 | 12 | 29 |
11.5 | 12.5 | 29.5 |
12 | 13 | 30 |
でも届いたのは明らかに大きい。なんでだろうなぁと思ってよく見たら、古いのがUS9に対して、購入したシェプトンはUS9.5。
GBサイズとUKサイズって”=”じゃなかったっけ… っていうかUS表記見れば分かるだろ…
いやぁアホですね。
ブーツでありながらも紐での調整幅があんまりないので、ハーフサイズ大きいだけでも結構違和感がある。冬用の厚手の靴下でなんとかなるかな。
実使用レビュー
実際に通勤に使用してみたが、アウトソールとインソールの作りが現代的になっているため、よりスニーカー感が強い。
しかし、少し固めのヌバックでもクラークス特有の柔らかなアッパーは健在で、クラークスっぽさは十分ある。
コスパよし、質感よし
アッパーの質感は高く、でも価格は安くてガシガシ履ける。
便利な一足ではあるが、結局オリジナルのデザートブーツも欲しくなるのが難点ではある。