まえがき
QIDI Plus 4(3Dプリンタ)はパソコンのスライサーソフトからIPアドレスを指定してデータを送信する。しかし、本体側では静的なIPアドレスを割り当てる設定が見当たらない。
そのため、ホームゲートウェイ(以下HGW)で固定割り当てするという方法を取った。
HGW設定
ログイン
ほとんどのご家庭はPCのブラウザで192.168.0.1にアクセスすると、HGWの設定画面が表示される。初期のログインパスワードは本体ラベルに記載されている。
DHCP割当範囲設定
「ホームゲートウェイ詳細設定」 → 「LAN側設定」 → 「DHCPサーバ設定」を開き、DHCPのアドレス割当パターンを手動設定に変更。
割当先頭アドレスと割当数は適宜設定する。先頭のアドレスから割当数の範囲が自動でIPが振り分けられる範囲となるため、固定で使いたいIPがこの範囲外になるようにしておくとよい。
IPアドレス設定
詳細設定の「DHCP固定/除外割当設定」を開く。
下のDHCP固定割当エントリの追加ボタンを押すと、MACアドレスに対して決められたIPアドレスを振ることができる。
MACアドレスは長いのでIP Scannerなどを使って調べてコピペするのが早い。

窓の杜
「Advanced IP Scanner」指定した範囲のIPアドレスをスキャンしてローカルネットワーク上の端末を検出
これで完了
プリンタ再起動
3Dプリンタを再起動すると、設定したアドレスに変更されていた。
これで何かの拍子にアドレスが変わって、スライサーソフトからアクセスできなくなるということがなくなった。