はてなブログから移行した記事です。(初出:2021年12月)
まえがき
ブログをはじめてから結構経ちましたけど、iPodネタがないことに驚いております。実は筆者はiPodが大好物です。普段は愛でてるだけだけなので特に書くことが無かったみたいですね。今回は、新しく1台ジャンク品を購入し、修理したのでその備忘録です。書いておかないと自分が忘れるので()
購入品
メルカリで800円の「充電ケーブルがないので動作未確認です」っていうジャンクのiPodです。ちなみに、こういうジャンクは9割壊れているのであまりおすすめできません。
モデルは第4世代の20GBでした。モノクロなので2004年7月21日に発売されたモデルですね。当時私は生後半年くらいなので特に懐かしいという感情はございません。
動作確認
勿論壊れていました。Sad iPodが出ます。起動に必要な電力は足りているようなので、たぶんHDDでしょう。17年前のポータブル機器の物理ディスクなんて壊れていて当たり前です。
修理方法
HDDが動く音とか遅さとかそれはそれで愛おしいのですが、入手性が悪いので、今回はSDカード化します。使うのはCFカード→東芝1.8″IDEの変換名人、CF→SDカードの変換アダプタ、SDカード→マイクロSDカードの変換アダプタの3つです。変換を3乗してるので相性問題が怖いですね。結論から言うと結構ヤバかったです。
ストレージ換装
開けるのが一苦労です。でもiPod Classicよりは簡単なのでご安心ください。詳細な開け方はiFixitを読みましょう。
分解したらHDDを外して、代わりに、変換しまくったマイクロSDカードを接続します。バッテリーが少し膨らんでいたので交換した方が良さそうですが、今回は放置します。ちなみに、iPod側のpinよりも変換名人の方がpinが多いので、片側を3列分余らせます。干渉している部分があるので、気になるなら削りましょう。強引にやればそのまま入ります。接続できたら、ショートしそうなところがないか確認して適宜絶縁処理をします。このまま閉じてもいいですが、起動しなかった時がめんどくさいので動作確認してからの方がいいです。
↑before
↑after
iTunesで初期化
これでSDカードを認識してくれるはずなので、八百万の神々に祈りながらPCと接続します。iTunesを起動すると、iPodを復元(初期化)しますかっていう表示が出るので、復元します。Windowsで試したところ駄目でした。その後iMacでも試しましたが駄目でした。
それからしばらく格闘し、WindowsでフォーマットしてからiMacにFireWireケーブルで繋ぐと、普通にiTunesから復元できることが分かりました。なんででしょうね。分かりません。でも目覚めてくれてよかった。
組み立て
HDDよりもコンパクトで、内部で動くので、スポンジかなんかで固定します。静電気で壊れそうなのでポリウレタンのスポンジは良くなかったかもしれません。特に対策はしませんけど
完成
うん。かわいいですね。5世代以降のiPodにはない野暮ったさがいいです。ジャンクにしては外装も綺麗ですね。そういえば、メルカリの商品画像はもっと傷だらけだったんですけどね(-_-;) 別の個体が来てるような気がしますが、綺麗な分には文句なしです。
メインで使うiPodはRockBox化されているので、4世代は純正のファームウェアで使うことにします。Dockコネクタのあるスピーカーで使うのに重宝してます。不満をあげるとすればiMacでしか曲が追加できないことだけですね。iMacが実家にあるので数か月に1回しか曲を追加できません。