ITパスポートを取る理由
IT業界の方からは持っていても意味がないと言われがちなITパスポート。
筆者はハードウェアの人間なので、十分取る意味があるだろうと思い、受験してみることにした。
申し込み
ITパスポート試験は3か月前から予約できる。まあ3か月もあれば大丈夫だよね!と思い予約。
そして気付いたら2週間前。さて、2週間でITパスポートに受かるのか試してみましょうか。
勉強方法
- 1週目: 内容をざっと頭に入れる
- 2週目: 過去問を解く
過去問だけでも合格はできると思うけど、身にならない気がするので、基礎は勉強する。
尚、筆者は高専で情報処理の基礎を勉強していたり、サーバーを借りてこのブログを管理していたりするため、テクノロジ系は新たに勉強する内容がほとんどなかったのが救いだった。
1週目: 内容をざっと頭に入れる
情報を効率よく詰め込みたいならやはり書籍がいい。YouTubeにいい教材もあると思うが、時間効率が悪いのでギリギリで勉強する場合は不向き。
購入したのは『ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密 (情報処理技術者試験)』という本。
これは最速で合格したい人にはいいかもしれないが、正しく理解して覚えたいという筆者の目的には少し合っていなかったように思える。
そこで2冊目として、『イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室 (情報処理技術者試験)』を読んでみた。
個人的にはこちらの方が読みやすく、説明も丁寧なように感じられた。
あと、もう一冊。IPAが発行している『情報セキュリティ読本 六訂版: IT時代の危機管理入門』これは高専時代の教科書で、ざっと思い出しながら目を通した。
IPA公式なだけあって、信頼できる書籍だと思う。薄いので、余裕があれば読んでみると、情報セキュリティに関する理解が深まると思う。内容はほぼITパスポートと被っている。(基本用語、マルウェア、攻撃手法、暗号化 .etc)
2週目: 過去問
以下のサイトで過去問を解いた。
この段階ではストラトジ、マネジメントは7割程度しか取れていない。
そこで上記の『栢木先生のITパスポート教室』のストラトジ、マネジメント分野の頁だけもう一度読み返した。
あとはひたすら解いていると、9割近く正解できるようになってきた。
前日にはeラーニングのコース(会社契約の無料で受けられるやつ)も一通り読んだ。普通に書籍の方が分かりやすいと感じたのでこの時間は無駄だったかも。
試験当日
普通に知らない用語とかたくさん出てきて意外とヤバいかもと思ったが、無事に合格基準に達することができた。過去問を解くときよりじっくり解いたが、結果は総合820点と、最後の方に解いた過去問より低め。内訳は以下に示す。
- ストラトジ: 785点
- マネジメント: 860点
- テクノロジ: 770点
テクノロジが一番低いのは残念だが、当初の苦手分野が2週間の勉強で改善できたという結果だと考えれば良い結果だと言えるだろう。
ちなみに、途中退出が可能なので、実際の試験時間は60分ほどだった。
感想
テクノロジ系を勉強しないでもいい場合は2週間で十分合格レベルに達することができると分かりました。でも焦って勉強するのはストレス以外の何物でもないので、余裕を持って勉強することをおすすめします。
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