※2022年9月にはてなブログに投稿した記事です。
BBがガタガタ
気付いてしまった。自転車のクランクに異常なガタつきがあることに。買ってから6年近く経つ自転車ではあるが、通学に使ってないのでそこまで摩耗してないと思ってたのに…
仕方ないからOHしよう。と思っていたのにいつの間にかカートリッジ式になっていた(-_-;)
分解(破壊)
先ずは左右ともにクランクを外す。クランクを外す場合はクランク外し工具が必須である。
続いて左ワン(ベアリングの受け)を取り外す。先ず引っ掛けスパナでロックリングを取り外し、
続いて17mmの左ワンを外すのだが、これが上手く引っかかる工具がないと難しい。筆者は反対側が引っ掛けスパナになった専用工具を購入した。元々引っ掛けスパナ自体を持ってなかったから、少しお金足して専用工具が買えるならいいかなと。(筆者が買ったのは2500円ぐらいだったけど、同じのが見つからなかったため別の商品↓)
ここで問題発生。フレーム側のネジ山が少し潰れてしまった。正直なところ、安いルック車で、保管環境も悪かったので思い当たる原因は多い。このまま組もうとしたが、やはり引っかかりが足りず、ねじ込むことができなかった。
仕方がないので、部品交換ではなく丸ごと交換してカートリッジ化してみよう。そのためには右ワンも外す必要がある。右ワンは形状が特殊なので特殊な工具が必要になるかもしれない。
とりあえずM16のナットを引っかかてモンキースパナで回すという方法を試してみることにした。専用工具を買いたくないという一心で挑戦してみたところ、無事に回すことができた。ちなみに右ワンは逆ネジなので注意。
M16のナットは近くにあった一輪車から借りた。
BB選定
先ずはシェル幅を測る。幸いにも今回は68mmだった。70mmの場合はカートリッジ式のBBを探すのが大変だろう。
続いて軸長だが、元々付いていたものは127mmだった。しかし、フロントを多段化した際にチェーンラインが外側に出過ぎているように感じたので、少し短い122.5mmに変更してみることにした。
購入したのはシマノのカートリッジBB、UN300。そしてBB用のソケットとクランク固定ネジ。
取付
元々付いていたカップ&コーンと違って、玉当たり調整などは必要なく、取り付けはすぐ終わる。1500円払うだけでこんなに便利なものが買えるのか!と少し驚いた。カップ&コーンは本当に面倒くさい。
注意点は、先ほども言ったように右ワンが逆ネジなのと、直径の割にピッチが小さいので曲がりやすいこと。フレーム側のネジ山を潰したら終わりなので慎重にネジを回そう。
試走
元の状態がガタガタのカップ&コーンだからか、作業前後での違いは感じられた。ペダルを踏んだ時の信頼感が全然違う。もちろん回転もスムーズだ。
今回は元々付いていたものが壊れたため交換したが、費用対効果は高そうなので、自転車の改良として購入するのもアリだろう。
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