まえがき
写真がほぼない記事です。予めご了承ください。
近頃、物騒
筆者の住まう町がお年寄りばかりで狙われている可能性もなくはないが、最近は出ない方が良いタイプの訪問者にチャイムを鳴らされることがある。
また、最近は置き配を利用することも多いので、それの盗難も不安になってきた。(玄関前の自転車をパクられたことがあるので)
以上の理由からカメラ付きインターホンへの交換が必要だった。
王道のパナ
やはり王道はPanasonicのカメラ付きインターホンだろう。当たり前のように10年稼働してくれそうな安心感がある。
2線式であれば、今使っているインターホンを外して、取り換えるだけで作業も簡単だ。
単体であれば意外と安いというのもポイント。
しかし、筆者の家は構造として別になっている建物がくっついているような不便な造りになっている関係で、複数の場所でチャイムが鳴ってくれないと聞こえない。
現状は親機と増設スピーカーの2か所からチャイムが鳴るが、これでも筆者の部屋には届かないので、これを機にもう一つ欲しい!となると、少し予算が厳しい。
Ringドアベル
海外メーカーなので耐久性が非常に不安ではあるが、利便性は圧倒的に高いのがRingのドアベルシリーズ。
現在はAmazonが買収したため、Amazonのスマートスピーカー、Echoシリーズとの連携ができるのが強い。
また、Amazonの関連商品と言うことで、セール時に買うとめちゃくちゃ安い。今回のPrime感謝祭(2024)では、通常価格の1万円引き&2000円オフということで、ほぼ半額。
筆者は本体+予備バッテリーのセットを実質13560円で購入できた。
設置
バッテリー内蔵なので取付は簡単。斜めに設置するための取付マウンタも付属していたので、玄関の端の方でもちょうどいい画角で設置することができた。
マウンタは付属の両面テープでもよいが、古いインターホンを外したネジ穴がそのまま使えたのでネジで固定した。
電気工事に使うボックスのネジ位置って日米同じ規格なのかな。
注意しないといけないのはWi-Fiが玄関まで届くかどうかかな。
最近メッシュWi-Fiで外でもネットが使えるようなつよつよ構成にしたのが役に立った。

室内機
室内でチャイムの音を鳴らすのは以下のスマートスピーカーとそれぞれのスマホ。
- 台所のEcho pop
- 自室のEcho dot
- リビングのEcho pop
- 母の部屋のEcho show
Amazonのスマートホームアプリとは別のRingアプリでデバイスを接続するのだが、デバイスは別のRingアカウントと共有できるので、家族全員のスマホに1台のRingドアベルを登録することが可能だ。
AmazonのEchoにはそれぞれのRingアプリを経由して紐づけるため、管理者の異なるスマートスピーカーでも同時にチャイムを鳴らすことができる。
利便性
1年ほど使用してみたが、これといったトラブルもなく、安定して動作している。
使ってみて驚いたのはカメラの綺麗さ。画角も広くて下の方の宅配ボックスまで見えるので、もし置き配指定の荷物を盗まれたら、盗むときの動作も犯人の特徴もしっかり撮影できることだろう。
従来のインターホンに比べるとラグがあるというレビューも見たが、筆者はそんなに気にならなかった。
耐久性は不安
外で使うデバイスにリチウムイオンバッテリーが入っているということで、耐久性は非常に不安だ。本体も頑丈な国産インターホンと比べると、弱そうな気がする。
また、インターネット経由になる以上、内部は組み込み機器というよりも情報機器に近い複雑さになっていると考えられるので、その点でも風雨には耐えられなさそうだ。
仮に、故障することなく数年稼働したとしても、セキュリティ的な側面から古くなったら交換が必要かもしれない。
筆者は壊れてもいいぐらいの感覚で買っているが、従来のインターホンと同じ感覚で買うのはやめた方がいいのかもしれない。
サブスク改悪
筆者が購入してから、すぐにRingのサービス改訂があり、クラウドを使った録画については有料での提供となったようだ。
常時録画ではなく、人を感知したときだけであれば(デバイス1台限定といった制約はあるが)350円/月なので、これは払ってもいいかなと思っている。
しかし、それなら本体録画タイプの監視カメラを別で設置した方が良いかもしれない。
実は筆者の家では昨年に不法侵入&室内の無断撮影で警察沙汰になっているので、防犯については強化していくつもりだ。
追記:課金しました。安心感が段違い!
まとめ
現時点では便利なので買って良かったと思っている。
価格的にも、国産インターホン+増設子機を買うよりも圧倒的に安く、家中でチャイムを鳴らせる環境にできたので、少しぐらい耐久性が低くても、十分おすすめできるデバイスだ。