ゴミ買ってきた?
最近ハードオフにタブレットPC用のキーボードが売られているのをよく見かける。トラックパッド付のキーボードと考えると破格なのだが、そのメーカー独自の端子が使われているので本体が無ければ使うことができない。
と、思っていたが、どうやらUSB化することができるらしい。
知ってしまったからにはやらなければ。ということで買ってきた。300円だった。Lenovo製のタブレットPCの下半分。Atomステッカーが貼ってあるのでMiix320用だろうか。
分解
とりあえず分解してみた。ノートパソコンを分解するときと同じように、ゴム足の下に隠れているネジを外し、ヘラでパキパキ爪を外しながら開けることができた。思ったよりもしっかりした作りで驚いた。金属が使われているのは、タブレットを取り付けた際にバランスを保つためだろうか。そのおかげで非常に剛性が高い。
ヒンジ部分を分解して接続端子を取り外した。今回の作業はこいつにUSBケーブルを半田付けするだけ。
改造
百均で購入したUSBケーブルを先程の端子に半田付けした。
テスターを使いながら電源が両側だろうということは予測できたが、それ以外のどれがデータ線か分からなかったので、残りはテスト用のPCで認識するまで総当たりした。
ここで内部に収まらないことに気付いた。とりあえず接続端子をペンチで破壊してみたら、無事に収まりそうな感じがした。しかし、次はケーブルが干渉。仕方なく外側の被膜も剥がした。
ケーブルをグルーガンで固定。後は元通り閉じたら作業終了。
終了かと思いきや、タブレットなしだと不安定なことが分かったので、ゴム足の位置を変更。今度こそ完成。
動作確認
動作確認を行う。といっても半田付けの際に使えることは確認したので動かないはずがない。
完成
10インチサイズのタブレットに合わせて特殊な配列になっていたり、ピッチが狭くなっていたりはするが、キーボードとしては悪くない。やはりパンタグラフキーボードのパチパチした打鍵感もいいものだなと再確認。トラックパッドも使えるというのは便利。狭いスペースで使う時や、左手でカーソルを操作したいときに役に立つ。
あと、側面のUSBポートも使うことができる。何気に高機能なキーボードができてしまった。
宣伝
今回の改造内容はYouTubeにも投稿したので、そちらも是非ご確認ください。
また、以下の動画を参考にさせて頂きました。こちらも是非ご覧ください。また、以下の動画を参考にさせて頂きました。こちらも是非ご覧ください。
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