ドラレコ欲しい
原付だろうとドラレコを付けたいので、アリエクで4500円のドラレコを購入してみた。
結論から言うと画質はゴミだが、ないよりは全然いいと思う。
なお、この記事の内容は動画にもまとめているので、文字を読むのが面倒な方はそちらをご覧ください。
購入品

こちらが購入品。久々にアリエクスプレスっぽいボコボコの箱で届いてテンションが上がった。
バイク用は4輪車用に比べて、制約が厳しいため高価なものが多いが、こちらは送料込みで4500円ほど。しかも32GBのSDカードも付属していた。
本体

画面は2インチと小さめだが、カブの左のサイドボックスにも収まりそうなサイズ感。
IP65に対応しているため、少しの雨なら耐えられると思われる。
見た目は普通に安っぽい。
カメラ

フロントとリアでそれぞれ独立したカメラが付属している。
スペックは微妙に違い、フロントの方が高解像度となっている。色合いとか映像としてはリアの方が綺麗なので、こっちを二つつけて欲しいなと思った。

1本ずつ延長ケーブルが付いているので、カブだと配線長は余裕だった。
電源

本体は5Vの入力に対応しているようで、USBから電源を取るケーブルと、降圧回路が入った12Vから電源を取るケーブルの二つが付属していた。
本体にバッテリーを内蔵しているため、アクセサリーだけで配線可能なのは地味に良いポイント。
中華のバッテリーを劣悪な環境に晒すのが怖いので、良くない点でもあるが……
その他

バーハンドルにつけるためのマウンタ(カブには使えない)や両面テープなど、必要なものは揃っていた。
取付
2007年型のスーパーカブ90(HA02)に取り付けてみた。筆者は素人なので、参考程度にご覧ください。
リアカメラ

リアカメラは以下のドラレコ専用のステーを使用して、ナンバープレートと共締めでマウントした。
(注文履歴から遡って探したが、なぜか購入した右上マウントタイプが消失していた。)
配線はテールランプと同じように、フェンダーの上でまとめ、タンク下に通した。
タンク下に通すときは、バッテリーボックスと燃料タンクを外す必要がある。とはいっても、燃料タンクは1、2cm程度浮かせられたらよいので、燃料ホース等の面倒な部分は外さなくて良い。
フロントカメラ

フロントはミラーの根元に配置。ETCアンテナを取り付けるためのステーがちょうどいいサイズだった。両面テープで貼っているだけなので、ハンドルに直接貼ればいいと思うかもしれないが、実際それでいいと思う。
筆者はハンドルがごちゃっとするのが嫌なので、こういう付け方をした。
本体

本体は左のサイドボックスに入れようかと思っていたが、筆者のカブ90は配線できそうな穴がなかったため、通常通り前の方につけることにした。
ドラレコの裏側に、付属のネジで固定できる穴があったため、物置にあったテキトーな金物に穴をあけて、レッグシールド上部のネジで車体に取り付けた。
電源

12Vから5Vへの降圧回路はバッテリーボックスの横に突っ込み、アクセサリー電源はウインカーリレーから拝借した。コネクタは↓のようなもので、ギボシの処理等はせずに挟むだけで割り込んだ。
グランドはそこら辺のボディーアースに接続した。
配線はレッグシールド下を通し、レッグシールドに穴を開けて本体と接続した。
試走
映像はこんな感じ。

正直画質はよくない。特に、HD解像度あるフロントがリアよりも映像として低品質に見える。
しかし、信号の色や、接近した車両のナンバープレートは判別できるので、ドラレコとしての機能は辛うじてある。
夜間に走行していないため、暗所性能は不明。
4500円ならアリ
お世辞にも性能がよいとは言えないが、ないよりは全然いいのではないだろうか。
尚、スーパーカブへの取付は思ったよりも簡単だった。