高いモニターって何が違うの? Dell U2723QX レビュー

パソコン関係

はてなブログから移行した記事です。(初出:2023年1月)

まえがき

今回は、自分では一生買わなそうな高級モニターを使わせてもらったので、感想を書いておく。
この記事はアレだ。サーキット行ってスーパーカー見てスゲーって言うのと同じ感じ。

7万円のモニター

モニターの色にこだわりはありますか?

筆者はありません。解像度が十分あればそれでいいと思っている。でもそう思っているだけだ。実際にお高いモニターを使ったことはないので違いを知らないだけとも言える。
なので、今回はDell U2723QXというハイエンドモニターを借りていろいろテストしてみた。

液晶

液晶は4K27インチという普通のサイズ。IPS Blackテクノロジーを搭載していて、2000:1のコントラスト比を実現しているのが特徴だ。

そもそも27インチで4Kの解像度って見えるのか?と思ったが、Windowsで100%表示にしてギリギリ文字は読める。(この辺の感覚は視力によると思うが)
筆者が普段使っているのは32インチだが、次は27インチでもいいかもしれない。

真っ黒の画面を表示してみた。筆者が使っているノートパソコンはHPのENVY。そこそこ綺麗な液晶を搭載しているモデルだが、DellのU2723QXと比べると、かなり白く見える。

画像を表示してみた。やはり黒が黒いと引き締まって見えて美しい。デジカメを忘れて、スマホでの撮影なのが申し訳ない…

スタンドがすごい!

これは快適性に影響するだろうなぁと思ったのが、スタンドの自由度。上下に動くし、回転軸も2つある。少し気になったのは水平の位置が分からないことかな。水平のタイミングでカチッとなったら使いやすいと思う。

操作性◎

このモデルは電源ボタンと操作スティック?が背面にある。見た目はいいけど使い勝手はどうなんだろう、と思っていたが、これが使いやすかった。
レスポンスの良さもあって、ストレスなく操作可能だ。筆者が使ってる安いモニターはボタンの感触が悪い上にUIが使いにくいので、この辺は地味に価格差を感じる。

ハブモニターとして

モニターなのにハブとしての機能を有している。そのため、パソコンとType-C端子で接続するとモニターに付いているUSBポートやLANポートを使用することができる。
便利だと思う半面、USBハブ使えばいいじゃんと思ってしまった。モニターなんて据え置きで使うものだし、そこまでType-C 1本にこだわる必要はないかな。でもスッキリして見た目はいいね。

音声出力

これは個人的に気になっていた項目。
安いモニターの音声出力端子ってノイズまみれで使えたものではないが、高いモニターの場合はどうなのだろうか。

背面のイヤホン端子にイヤホンを接続。なんで背面にあるんだよ。USB端子を下部に設けるならこれも下に付けてよ。まあモニター回転させられるから背面でも困ることはないけど。

何曲か試聴してみた。確かに筆者が使っているモニターほど酷い音はしない。でも… “モニターの音声出力”の範疇かな。低音がぼやけていて常用はしたくない感じ。
Type-C 1本での接続を売りにするならもう少し頑張ってほしいかも。あ、でもUSBポートがあるからモニターにUSB-DACを繋ぐという手があるか。

値段の価値はある

素人でも分かるほど液晶が綺麗だったり、スタンドとかボタンとかが使いやすかったり、流石高いモニターだなぁとは思った。じゃあ買うかと言われると、買わない(買えない)けど。

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